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日本との繋がりを大切にするベトナム

地域的、世界的な変化がめまぐるしく起こる中で、グエン・チー・ズン計画投資相は、ベトナムにとって日本の重要度は年々増していると言います。
ベトナムは日本との戦略的パートナーシップについて特に注目しており、新たな段階へ進めたいと石井啓一国土交通大臣に話しました。
石井大臣は、ベトナムの計画を一緒に遂行し、良質なインフラ整備に投資すること、ベトナムの経済成長を促進することこそが日本の任務であると話しました。
また、独立行政法人国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長との会談でズン大臣は、JICAが支援した社会経済的インフラ整備に対する感謝の意を表し、その他の大規模プロジェクトも国の発展に大きく貢献していると断言しました。
会談の初めには、日越友好議員連盟会長の二階俊博自民党幹事長が、二国の友好を深めるための活動がより活発になることを願うと話しました。
これに対しズン大臣は、ベトナムの社会経済的発展に向けた日本政府の支援と日本の企業の貢献を高く評価し、日本との協力関係を大事にしていくと答えました。
今回の滞在でズン大臣は、将来の協力体制のための新しいビジョンについて議論することが目的であったと明らかにしました。そして日本政府がベトナムに対して、よりより条件下での政府開発援助(ODA)を望んでいると話しました。ベトナムにとって日本は最大のODA供給国であり、全体の30%を占めます。
3月末に日本は、424億9000万米ドルの価値がある3,335のプロジェクトによって、ベトナムにとって2番目の投資国となりました。2016年の貿易額は297億1000万米ドルとなり、2015年と比べると、4.3%上昇しました。