国家副主席、モンゴルと日本訪問に向け出発

ダン・ティ・ゴック・ティン国家副主席はモンゴルの公式訪問に向け、昨日ハノイを発ちました。5月7日から10日までモンゴルに滞在し、二国間の経済、労働、教育、文化、観光の結びつき強化に向けて議論する予定です。

ティン国家副主席はモンゴルの首相と会談し、二国間の協力合意の署名に立ち会い、モンゴルの大統領と議長にも面会する予定です。

モンゴルの副大統領もベトナムとモンゴルのビジネス交流に参加し、高校の管理委員会と生徒を受け入れる予定です。

その後、5月10日から16日まで、2017世界女性サミット(GWS)(※)に参加するため、日本を訪れます。

この外遊では、日本との関係強化を目的としています。特に、経済、労働、農業分野について福岡県との関係促進を図り、二国間の地域的な協力関係を築くことで、日本のベトナムでの投資促進へ繋げたいのです。

また、天皇陛下と皇后陛下、皇太子殿下、参議院議長、日越友好議員連盟会長、女性活躍担当大臣に面会する予定です。他には東京と福岡で行われるベトナムと日本のビジネス交流に出席し、福岡ではベトナム人学生らと面会する予定です。

5月11日から15日に開催されるGWSは「ウーマノミクスを超えて:アクセシビリティを加速させる」をテーマに、女性管理職登用、女性労働者の進出、女性経営者の増加、世界経済における女性活躍推進、テクノロジー産業での女性登用、女性のための支援政策の促進について議論が行われます。

様々な分野で日本との結びつきが強い、50名ほどのベトナム人女性起業家が出席する予定です。

※世界女性サミット(GWS)は、世界62カ国1300人の経済界や政界を代表する女性リーダーが一堂に会するイベントです。このサミットでは世界のいろいろな場所で活躍する女性について語られることが多いです。