鉄道計画の更新と新たなサービス

ベトナム鉄道総公社(VNR)のブー•アイン•ミン社長はVietnam Economic Timesに対し、資金不足がセクターの投資決定を困難にしていると伝えました。

ー人々は他の交通手段と比較して、ベトナムの鉄道の「サービスの弱さ」を非難しています。これについて、どうお考えですか。

確かに、鉄道部門への投資は、個人・法人に関わらず、投資者にとって魅力的ではない部分もあると思います。鉄道インフラの発展には莫大な投資資金が必要です。そういった理由で、他国では、鉄道インフラは政府がメインで投資を行っているのです。
国家予算が限られているため、政府は交通の投資予算についてフォーカスするべきです。交通機関に関しては、投資した分をすぐに回収することができます。例えば、10兆ドン(4億4000万米ドル)で地域の社会経済の発展に寄与する道路の建設が可能ですが、鉄道線路の建設はより高額になります。
その上、鉄道線路はそれだけでは成り立たず、他の交通機関とリンクしていなければなりません。しかし、鉄道セクターが国の経済発展において大変重要な役割を持っている以上、投資しないわけにはいかないのです。ロシア、日本、中国などの国々では近年、莫大な金額が鉄道に投資されています。例えば、中国は今、30,000kmの高速鉄道が整備されています。
さらに鉄道には、交通機関という枠を超えた多くの利点があります。速く、安全に、多くの乗客と貨物を低料金で運ぶことができるのです。
新しい道路に投資すると、輸送能力は以前の2倍になると言われています。しかし、新たな鉄道ルートを整備すると、その輸送能力は10倍になるのです。

ー国家予算以外の投資を受けるために、鉄道セクターは何をするべきですか。

今は、投資資金は主に、国家予算、他部門からの財政投資、様々な与信形態という3つからなっています。国家予算はインフラ整備に使い、他部門からの財政投資で駅や倉庫、ドライポートを作っています。様々な与信形態はメンテナンス作業や新しい貨物車や機関車の製造、古いものの改装に使われます。
人々からの投資を増やし、駅や貨物車、倉庫などを修復するために私たちは計画をより進展させています。

ー資金が不足している中で、優先すべきエリアはどこになりますか。

近い将来のため、いくつかの駅とその周辺300~400mの線路の改装にフォーカスする予定です。今、駅に収容できる電車は19席仕様とワゴンだけですが、改装後は25席仕様のものを収容できるようになります。さらに新しい駅は、24時間上下線25の電車を提供することができます。
計画では2018年の初めまでに、旧式の列車を新しくし、100台の列車を配備する予定です。今年の6月には高級列車の運行を開始します。これは2018年に4台に増える予定です。さらに、VNRは南北線の鉄道橋とトンネルの改修を行います。

ー輸送のトン数が増えた際に、連結性を高めるためのプランは何ですか。

倉庫の改装とインランドコンテナデポの発展、積荷と荷下ろし装置への投資が必要になってくるでしょう。もちろん、物流も課題です。最近ではVNRはNew Sai Gon Port Corporationとの、2つのインランドコンテナデポの建設に向けた合意にサインしました。1つはビンズオン省のソンタンに、もう1つはハノイのドンアイン県に建設予定です。

ー乗客向けの計画はありますか。

はい、列車と駅の改装と並行して、新しいチケット販売モデルを採用します。6か月先までの予約が可能になり、ディスカウントチケットも販売します。
さらに、駅から行き先までの往復無料交通機関の提供を開始する予定です。このサービスはハノイ-クアロー間、ハノイ-サパ間とその他エリアで提供予定です。

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